こんにちは!
AB-Career運営のえびです。
みなさんは「自分探し」をしたことはありますか?
進路相談やキャリア相談を受けていると、何度も何度も話題にあがる言葉です。
コロナによって、世界や自分と向き合わざるを得なくなり、現在進行形でも自分探しをされている方も増えているように感じます。
こちらの記事を読んでいただくと、
今まで終わりの見えなかった「自分探し」に終止符を打つ方法が見つかります。
自分探しの正体とは?
「自分探し」とネットで検索をしてみると
https://www.weblio.jp/content/amp/自分探し ーweblio辞書ー
アイデンティティというのは、自己同一性と訳されることもありますが、
簡単に言うと「自分が自分である」ということを自分で認められること、ですかね。
そして、自分自身が他人や社会(周囲)から認められているという感覚を指します。
コトバンクだと、もう少しイメージがわきやすいかもしれません。
https://kotobank.jp/word/自分探し-523321 ーデジタル大辞泉ー
言葉遊びでもありますが、
「自分を探している」ということは、
「自分はまだ見つかっていない」ということで、
「今の自分を、本当の自分とは捉えきれていない」
ということが言葉の意味からも言えるのではないでしょうか。
「自分に向いている仕事ってなんだろう?」
「自分はどのように生きるべきなんだろう?」
多くの人が一度以上、考える道ですよね。
自分探しを無事に終えることができると、今まで以上に自信を持つことができます。
転職であればしっかりと面接の中で志望動機を伝えられますし、趣味であれば優先順位をつけてイキイキと毎日を過ごすことができるでしょう。
自分探しの方法は試してみたけど・・・
- 自分に関する100の質問で、ノートを1冊埋める?
- 家族や友人に、自分の特徴を聞いて回る?
- インドに1人旅をする?
よく言われている方法としては、こういったものが挙げられます。
試みた方も中にはいるのではないでしょうか。
ちなみに、私は社会人になってから1人でインドに行って自分を探しました。笑
当たり前ですが、インドに自分は見つかりませんでした。
(ツアーでもないのに、同じ高校出身の日本人と出会い、共通の友人がいるという奇跡は体験できました)
個人的には、その他の項目も実践をして葛藤を重ねるも、答えには辿り着けず、
「いっそ職業選択の自由も選択肢もない時代で、農民になることを予め定められていた方が生きやすかったのでは?」
と考えたことすらあります(おはずかしい)
自分探しがむずかしい理由
では、どうして自分探しから解放されることはむずかしいのでしょうか?
それは、自分探しには正解が存在しないからです。
そもそも「具体的な何かが見つかったら終わり」という類のものではないのです。
つまり、ありもしない宝を探して、さまよってしまっている状態ですね。
さまよう時間に意義を感じるのであれば、それ自体を目的にすることも幸せです。
とはいえ、多くの方がこの時間に悩み、葛藤を抱えていることでしょう。
自分探しを続けるデメリットとして、現在地(イマ、ココ)の幸せを見失いやすいことも挙げられます。
冒頭お伝えをした通り、今の自分が本来の自分であることを捉えきれておらず、現状に満足をすることができない状態を自分で作り出してしまっています。
では、どうすれば永く続いた自分探しを終えることができるのでしょうか。
自分探しを終える方法【3選】
①今の自分を一部でも肯定する
今探している自分自身も、現在の自分の延長線上にあると捉えること、
つまり、「今の自分も自分だよね」と言えることが必要です。
②自分探しを自分で完結させない
自己分析のやり方は、これまで素敵な本もたくさん出版されています。
八木先生の本とか本当に素晴らしいです。初めて読んだ際には、率直にすげぇって口に出して言いました。
是非、実際に自己分析に取り組んでみて欲しいのですが、
その際に、一人で脳内で考えるだけではなく、信頼できる方と対話しながらアウトプットしてみることをオススメします。
理由としては、「自分1人で完結させよう」と思うと思考が自分の範囲を出ず、新たな視点が生まれにくかったり、ともすれば気持ちも沈みやすくなりがちです。
逆に、対話をしながらの場合には、
視点が移動されることで、客観視や制限を払った思考がしやすくなります。
私も初めてコーチングを受けたとき、シンプルにここには課金して良かったと感じました。笑
(普段は味玉付けるかとか迷います)
③自分の外側と向き合う
自分探しには「幸せに生きる」という明確な出口があります。
・希望する仕事や働き方をする
・やりがいのある趣味を見つける
・生きがいを見つける
こういった目的があるからこそ、私たちは自分を探しています。
この際、「希望する仕事」や「希望する働き方」や「趣味の選択肢」をそもそも知っていなければ、選びようがありません。
「自分が何にやりがい/生きがいを感じるか」は自己分析の中で見えますが、
経験をしていないことには、こちらも同様に判断のしようがありません。
つまり、内面に向き合うことと同じくらい、外の情報を知っていくという行動が重要になるのです。
終わりに
永く続いた自己分析を終わらせる方法について、今回は書かせていただきました。
自分探しのなかで、自分を肯定するポイントを見つけ、
自分の人生を、より肯定できる道へ舵を切ることで人生の納得感は格段に増していきます。
ありもしない宝を探して葛藤している状態から、答えは自分の中にあったと気がつける日が来ることを願っています。
こないだCMで聞いていて、素敵な言葉だなと思った言葉で結びたいと思います。
今日の私は、明日の私の昨日の私。