求人倍率を知ることで、なりやすい職業と、なるのがむずかしい職業かを考えることができます。
有効求人倍率や新規求人倍率に触れずにざっくりとまいります!
◆言葉の意味:
「求人倍率」とは、仕事を探している人の数と、求人の数との関係を表す数字です。
具体的には、「人が欲しい会社さんの数を、仕事を探している人の数で割ったもの」になります。
たくさんの人が同じ仕事を探していて、その人たちに対して求人の数が少ない場合、求人倍率が高くなります!
(なるのがむずかしいってこと)
逆に、その仕事をやりたい人が少なく、求人がたくさん余っている場合には、求人倍率は低くなります!
(簡単になれるってこと)
例えば、友達が10人いるクラスで、そのクラスでの学級委員を10人の候補から選ぶとします。
すると、なりたい人は10人で、求人(学級委員の役割)は1つです。この場合、求人倍率は10人 ÷ 求人1つ = 10倍になります。
つまり、1つの役割に10人の中から選ばれるため、10倍の競争率があるということです。
もしも、友達が10人いるクラスで、給食委員の役割も10人分ある場合、求人倍率は10人 ÷ 10人 = 1倍になります。この場合は求職者と求人の数がちょうど一緒のため、競争率は高くありませんね。
一般的にはこの求人倍率が1.6倍より高い状況を「売り手市場」
=内定が出やすい環境
1.6倍より低い状況を「買い手市場」
=内定が出づらい環境とされています!
求人倍率が高いときは、競争が激しくなることを覚えておくと良いです。
また、求人倍率は経済の状況や産業の動向によって変動するため、実際に仕事を探す際には求人倍率も参考にすると良いでしょう!
より詳しくみていきたい方は下記をご覧ください!
◆有効求人倍率が高い職業と低い職業