業界/職種研究

職業紹介:警察官

◆警察官ってどんな仕事?

警察官の仕事は人々の安全を守ることで、困っている人や弱い立場の人を助けることが主な役割となります。

テレビドラマのように犯罪を解決することや、犯人と疑われる人を逮捕したりする仕事をすることもありますが、警察官はパトロールや注意喚起などで犯罪を未然に防ぐ活動も行っています。

また、交番での道案内や落し物の返還、学校での交通安全教室なども行い、市民とのコミュニケーションも重要な要素になります。

警察は国と都道府県に分かれており、国の警察組織は内閣総理大臣の管理のもとにあります。また、都道府県には都道府県公安委員会があり、都道府県警察を管理しています。

警察官は地域警察や刑事警察、生活安全警察、交通警察、警備警察など、それぞれの専門分野で活動しています。

地域の実態や住民の要望を聞き、街の安全を守ったり、犯罪の捜査をしたり、交通事故の防止や災害時の救助活動などを行っています。

◆警察官になるには?

都道府県警察官になるためには、まず試験に受かる必要があります。

警察官試験の条件は、基本的には体力や年齢などが求められます。合格すると、都道府県警察学校で基礎的な知識や技能を学びます。

卒業後は警察署で働き、最初は交番などで様々な仕事に携わります。

将来的には個々の希望や適性に合わせて専門分野に進むこともでき、昇進するための試験もあります。

◆警察官の働き方の特徴

警察官は、昼間の勤務だけでなく、夜や休日に発生する出来事にも対応するため、シフト制や夜勤も行います。

警察では女性警察官の採用も重視しており、性犯罪や家庭内の暴力など女性が関わりやすい分野での捜査や被害者サポート、さらに強行犯罪や知能犯罪、暴力団対策、身の回りの安全確保など、様々な分野で女性警察官が活躍しています。

◆働いている人の数(就業者数)

251,160人
(出典:令和2年国勢調査の結果を加工して作成)

◆月に働いている時間(労働時間)

確認中…
(出典:令和4年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成)

◆お給料(年収)

約530万円
(出典:平成31年4月1日地方公務員給与実態調査結果を加工して作成)

◆年齢

38.4歳
(出典:平成31年4月1日地方公務員給与実態調査結果を加工して作成)

◆有効求人倍率

2.42倍
(令和4年度)